「お手紙の再利用:封筒が変身する物語」

封筒を開けたときのワクワク感は特別です。けれど、用事が終わるとたいていゴミ箱行き。ちょっと待って!その封筒にはまだ、素敵な未来が待っています。今回ご紹介するのは、使い終わった封筒をもう一度輝かせる再利用アイデアです。


ミニアルバムに変身

郵便物が入っていた封筒を開き、綺麗に折り直してみましょう。複数枚の封筒をホチキスや穴あけパンチでつなげるだけで、簡単なミニアルバムが完成します。封筒のポケット部分を利用すれば、写真やメモ、旅行先でもらった小さなチケットなどを収納できます。

このアルバムを作っていると、不思議と日常の些細な思い出が愛おしく感じられるものです。「これも入れておこう」「あの時の写真をここに」と思いを巡らせる時間そのものが、豊かなひとときになります。


手作りのギフトタグ

封筒の表面を使えば、味わいのあるギフトタグが作れます。切り抜きハサミや普通のハサミでタグの形にカットし、パンチで穴を開けてリボンを通すだけ。無地の封筒なら、スタンプやペンで模様をつけても楽しいですね。宛名部分や切手跡が残っているものは、それ自体がアートのような味わいを持っています。

贈り物にこのギフトタグを添えると、手作りの温かさが伝わります。「このタグも封筒だったの!」と話の種にもなりそうです。


オリジナルの封筒を作る

使い終わった封筒を解体して広げると、紙の形が意外と面白いことに気付きます。それを型紙にして、好きな柄の紙で新しい封筒を作りましょう。古いカレンダーのページや雑誌のカラー紙などを使えば、ユニークなオリジナル封筒の完成です。

手紙を受け取った人が思わず笑顔になるような、ちょっと風変わりなデザインが楽しめます。「この封筒、どうやって作ったの?」なんて聞かれることも。


封筒に第二の役割を与えることで、紙が持つ可能性を再発見できます。そして、それを使うたびに、少しだけ丁寧に暮らしている自分に気づくのです。封筒が変身する物語は、手紙が終わったその先に、新しい始まりを運んできてくれるかもしれません。

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