愛用の革製品の内側がケバケバになることがあります。
私は、昔貯めたお金で買ったCOACHの革のバッグを好んで使っていたのですが、バッグの内側がケバケバしてしまい、中に入っているものについてしまうことがありました。
今ではCOACHは内布がついている商品が多いのでそういうことはないのかな?
当時は、革はそういうもんだ、仕方がないと思っていたのです。そしてそのバッグもあまり使わなくなってしまい、とうとうリサイクルショップ行きに・・・・
仕事で革を扱うようになって、「革のケバケバをキレイにするのはこんな簡単なことだったのか・・・」あのバッグとっておくんだったなーと後悔しております・・・・。
さて、今日はこんな簡単なことだったのか・・・・の作業を紹介します。
革の毛羽立ちをキレイにする方法です。
ヌメ革などの硬い革によく使われる材料ですが、柔らかい革にも使えるんですよ。
レザークラフト用品のトコノールというノリのようなものを使います。
こんな感じに毛羽立っている革をキレイにしてみましょう。
トコノールをヘラで革のケバケバ面に塗ります。
こんな感じに塗ります。
トコノールを塗ったら乾く前に、布で拭きます。ケバケバが逆立たないように目をみながらしっかりとチカラを入れて整えます。
もし、レザークラフト用のガラス板をお持ちの方は、ガラス板のほうがずっとキレイになります。
あとはしっかり乾くまで待ちましょう。
他の革でもやってみます。
どえらい毛羽立ちです・・・・・
さて塗り塗り。
ゴシゴシ
ちょっと待ったら、こんなにキレイ!!!
皆さんも持っている革製品が毛羽立ったら、是非お試しください。