犬服の作り方「タンクトップ」
可愛い愛犬のために、犬服に挑戦してみたい方のための基本講座です。
初めての方は、まずタンクトップから挑戦するのが簡単で失敗が少ないです。
最初にしくじっちゃうと続けて作るモチベーションがなくなっちゃいます(笑)
型紙は、犬のサイズに合ったものを手に入れて下さいね。
犬の型紙についてコチラで紹介しています。
本などでも可愛い型紙があるのでお好みのものを見つけてみてくださいね。
犬服の作り方「裁断」
今回は、こんな形のタンクトップを作ります。
我流なのでいろいろつっこみどころがあるかもしれませんが、許してね。
タンクトップの場合は、ニット生地の2つのパーツとリブ用のニットで作ることができます。
写真では、赤いポケットがついていますが、今回はポケットなしのシンプルな犬服の作り方の手順を説明します。
いろいろなアレンジは、基本をマスターすれば簡単です♪
まずは、型紙に合わせて、背中側とお腹側の生地を裁断します。
わかりやすいように、背中の生地を青色、お腹側の生地を黄色で製作します。
犬服の作り方「端処理」
写真の赤ラインの部分にジグザグミシンをかけて端処理します。
ロックミシンをお持ちの方は、ロックミシンでね♪
犬服の作り方「脇の縫い合わせ」
中表にして、肩と脇の部分を4箇所縫います。
もうだいぶ形ができてきましたー。
脇の縫い代を開いてアイロンをかけます。
犬服の作り方「リブを縫い付ける」
ここからが肝心です。バイアステープなどで端処理をすることもできますが、なれずに行うとピロピロ伸びてみすぼらしくなったり、うまく端が縫えなかったりして失敗してしまいます。
私も最初そんな感じで失敗しては、糸をほどき、また縫って・・・失敗。
「もうええよ!!!」となってしまいました。
この方法でやると、とてもキレイにできますよ♪
リブを用意します。リブ生地は伸びるので縫い代込で以下のよう用意します。
わかりやすいように今回は、それぞれを違う色で用意しました。
写真にうっすら線を引いてあるのですが見えるかしら?
首周りの長さ(黄色ラインの長さの2倍)をリブ8cmで用意 (オレンジのリブ)
裾周りの長さ(緑色ラインの長さの2倍)をリブ8cmで用意 (紺のリブ)
袖周りの長さ(ピンクラインの長さ)2枚 をリブ4cmで用意 (グレーのリブ)
それぞれ中表で「わ」にして、端から1cmのところを縫い、端をハサミで落とします。
真ん中で折って写真のようにします。
このような向きで縫い合わせます。
まち針でとめます。リブの縫い目がおなか側の真ん中に来るようにとめましょう。
ミシンに「ニットステッチ」機能があれば、必ずそれで縫うようにしましょう。
もしニットステッチがない場合は、少し生地を引っ張り気味にして縫います。
ニットステッチで端処理もできてしまう機能を使ってる方は縫い合わせ完了です。
普通の縫い方で縫った方は、一番最初にやったように3枚重なった端をジグザグミシンで端処理しましょう。
最後に表に返し、際を縫って完成です。こちは少し引っ張り気味に縫います。
写真ではわかりにくいですが、リブではなく、黄色の生地の方を縫ってます。
このようにして、裾・脇の部分にもリブを縫い付けて完成です。
リブの部分がキレイだと、仕上がりがぐっと良く見えます。
裾は、首のところと同じように前中心にリブの割れ目がくるようにします。
脇も、着た時に目立たない位置にリブの割れ目がくるように縫い合わせて下さい。
大変長い記事になってしまいました。
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。
犬用マナーベルトの作り方&型紙はこちらです。