ファスナーの長さ調整の仕方
ファスナーの長さ調整の仕方

By: JD

ものづくりをしていると、ファスナーの長さを少し短くしたいという場面があります。
購入した手芸店で頼めば長さの調節はしてくれるのですが、作るものが決まって、ファスナーの長さも決定してる場合はそれでいいのですが、作っていると長さがちょっと変わったりもしちゃいます。
なので、自分で調節する方法を知っていれば一番いいですよね。
ちょと長めのファスナーを買っておけばあとは、自分で調節できるようになります。

必要なのは、ラジペン。ラジオペンチっていうの?

こんなやつです。

さて始めましょう。一度やったら、簡単。つぎからはスイスイできますよ。

ファスナーの長さ調整の仕方

今回は、1cmほど短くしてみます。
ファスナーの希望の長さの部分のムシをペンチで引っ張って抜きます。

ファスナーの長さ調整の仕方

つまむので、小さめのペンチのほうがやりやすいです。
ファスナーの長さを変える

はい!抜けました。
この調子で、他のムシも抜いちゃいます。

ファスナーの長さ変更 ムシをとる

最後に止め具を抜きます。これは、また使うのであまり変形しないように抜きます。ムシより抜きにくいです。

ファスナーの長さ変更 止めを抜く

止め具は、販売されています。大量に使う場合はそろえておくと便利です。
抜いた瞬間に勢いがよすぎて、どこかに飛んでいってしまうってこともあるしね(笑)

止め具の口を少し大きく開いておきます。

コイルファスナー用上止め金

とった止め具を、挟んで、ペンチでしっかり押さえます。

zip-8
反対側も同じようにムシと止め具をとります。

左右両方に止め具をつけてもいいですが、片方だけでも十分です。

コイルファスナー用上止め金

はい!完成。やってみると簡単ですよ。
お疲れ様でした。

ファスナー止めの下用を用意すれば、下方向で長さ調整することもできますよ。

コンシールファスナーの付け方

コンシールファスナーの付け方の続きです。

ファスナーの取り付けは、慣れるまで本当に良く失敗します。というか私は相変わらず慣れないです(笑)

私ばかりがいつまでも慣れないのかと思っていたら、洋裁を習っていた母も「ファスナーは難しいねー。」と言っていたので少し安心しました。(^^)
小物やバッグなどを作ってお友達や知り合いにみてもらうと「ココにファスナーがあると、もっといいよ」とか、「ファスナー付きがあったらそっちを選ぶ」みたいにアドバイスいただくんです。
私はど田舎に住んでるので、満員電車や人混みにいくことは一年を通して数回ですが、都会での暮らしでは「スリとかが怖いからファスナーは必須だよ」とも言われました。
なるほどー。ということで、せっかく作るならファスナー頑張ってつけるようにしたいと思います。

コンシールファスナーつけてみよう
そんな話はさて置き、この前のファスナーの縫い方「コンシールファスナー1」の続きです。

コンシールファスナー用の押さえで縫った状態。
コンシールファスナーの付け方

反対側も同じように縫います。
コンシールファスナーを縫ったところ

なんかいい感じです。
以前の記事にもあるように、ファスナーの長さは、実際のあき寸法より3cm程長めのものを使用するとキレイに取り付けられます
ということで、このようにファスナーが長く残っています。
ファスナーの長さ
で、どうしましょうか・・・・。

コンシールファスナーの端を処理する

隙間から入れちゃいます。
コンシールファスナー 取り付け完了

はい!ファスナー付きましたー。

今回は、すでに仕立て上がったバッグにファスナーを付けるという、イレギュラーな付け方だったのであまり参考にならないかもしれませんが、リメイクする時って、できるだけ簡単にやりたい。
そんな時に少しでも役だったらうれしいです。

ファスナーポシェットの完成

完成形はこんな感じです。うんうん、いい感じ。